開業した時、一番不安だったのは「これでいいのかな」という孤独な迷いでした。技術には自信がある。熱意もある。でも、経営のことを気軽に相談できる人が身近にいない。その孤独感は、今でも鮮明に覚えています。
幸い、家族が全員鍼灸院を経営していたため、年に一度はゆっくり相談できる環境がありました。それでも、日々の悩みを継続的に見てもらえるわけではなく、もがきながら一人で進んでいく日々が続きました。
「自分がして欲しかったことを、サービスにしよう。」
それがe-lifeを立ち上げた、一番シンプルな理由です。
転機は3つありました。開業3年目(2016年)に受けた治療院実践会「2ミリオンクラブ」、2017年から通った鴨頭嘉人氏を学長とする話し方の学校(ベーシック・アドバンス修了後にSAとして活動)、そして館山青年会議所での活動と2020年の理事長就任。さらにPTA会長、地域貢献活動——これらすべてが自分の院の成長と共に歩んできたものであり、一つとして無駄なものはありませんでした。
そして忘れられない経験があります。2019年の台風と2020年のコロナ禍。積み上げてきた売上が、一瞬で吹き飛びました。この経験から、攻めの経営だけでなく、守りの経営の大切さを痛感しました。
成功しているとは思いません。でも、12年間必死にやってきたリアルな経験は、同じ道を歩む仲間と共有できると信じています。鍼灸・整体・個人サロンには、人を本当に元気にする力がある。その力を持ったオーナーが、経営の壁でつまずいてしまうのは、あまりにももったいない。