作るスピードは変わりました。それでも残ったのは「届け方」でした|ひとり治療家のAI自立化

はじめに|「スピード感がバグっている」という感覚
こんにちは、矢上真吾です。
合同会社e-lifeの代表をしております。ひとり治療院AI自立化サポートをやっている鍼灸師です。
今日は「完全に、スピード感がバグっています」という話をします。
自慢話をしたいわけではありません。
書きたいのは、その先にある「じゃあ何が残るのか」という部分です。そこは一人で治療院をやっている方に、そのまま当てはまる話だと思っています。
1. 3冊目を出した裏で、4冊目が仕上がっていました
普通なら、しばらく作れないはずです
先日この放送で「3冊目が発売された裏で、4冊目が着々とできています」という話をしました。
普通に考えれば、おかしな話です。3冊目を作ったら、しばらくは作れないはずです。
僕自身、去年までならそう思っていました。
それが今回は、4冊目がもう来週中くらいには出せそうな状態になっています。
しかも、本だけの話ではありません
同じことが、教材でも起きています。
作りたいと思っていたものが、思っていた順番より先にできあがってくる。そういう状態です。
Claude CodeのFableは、本当に優秀だなと思います。何をやっても、スピード感がちょっとおかしな話になってしまっている。そんな感覚があります。
4冊目は、いまのところ一番手応えがあります
4冊目『ひとり治療家は黙ってバイブコーディングをしなさい』は、僕としては一番手応えのある内容になりました。
文字数も10万文字を超える見込みです。ただ、文字数だけの話ではありません。
ちゃんと本っぽくなってきたんです。章の最初に四コマ漫画を入れて、章の終わりにラフ絵を入れました。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、本の形に近づけています。僕はこういう本が好きだったな、というものを、自分でも作っていこうと思っています。
2. これは「効率化」ではなく、前提が変わったということ

時短の話とは、少し違います
これはイケハヤさんも言っておられたことです。
ビジネスモデルそのものが変わっている、という話です。
作業が早くなった、時短になった、という話とは少し違います。
かかるコストが本当に安くなったので、「そもそも何を作るか」の前提が変わってしまう。
去年なら外注費を考えて諦めていたものが、いまは候補に入ってくる。そういう変化です。
去年までの「1冊出したら、しばらく作れない」
一人でやっていると、作れる数は自分の手の数で決まります。
だから去年までは、1冊出したらしばらく次はありませんでした。
いまは本も教材も同時に動いています。手の数が増えたわけではなく、手が要らない部分が減ったという感覚です。
できることが増えても、やりたいことは増えません
コストが安いので、なんでも作れてしまいます。
ただ、僕はゲーマーではありません。ゲームを作るというのは、そんなにやっていません。
1個だけ作りました。「ハリーコロコロ」というブラウザで遊べるゲームです。ハリーちゃんが丸くなって転がって、障害物をジャンプでかわす。それだけのゲームです。
もともと僕は、ゲームはそんなにやってきていません。どちらかというと、映像だったり本だったり、そういうところで楽しんできました。あとはもう、身体を動かすことばかりやっていました。アニメも、そんなに見てきていません。
だから「たくさん作ろう」という気にはならないんです。
できることが増えたからといって、全部やる話ではない。 ここは大事なところだと思っています。
作るものを決めるのは、道具ではなく自分の中身です。
3. それでも、本当の問題は「届け方」でした

やりたいことは、次から次へと出てきます
一人で治療院をやっていると、やりたいことのリストだけが伸びていきます。手が回らないからです。
そこが今、動き出しました。作れる。回せる。
ここまでは、いい話です。
でも、それがそのまま売上になるわけではありません
でも本当の問題は、届け方なんです。
分母を広げること。ここが、僕の一番苦手なところです。
マーケティングです。
作るスピードが上がったぶん、届け方の弱さがそのまま見えるようになりました。
つくる側が広くなっても、届ける側が細いままなら、外に出ていく量は変わりません。
周りには、引かれるかもしれません
正直に言うと、このスピード感は僕の周りだと少し引かれると思います。
それでも、見せていく方がいいのかなと思っています。
もう時代がこうなっていくんだ、ということを、実物で見せる。その方が伝わると思うからです。
だから4冊目は、もうすぐ出します。そのあと5冊目も、そのまま行こうと思っています。
月に2冊ずつくらいは本を出して、教材も作れるものから出していく。そういうつもりでいます。
4. 苦手なところは、愚直にやるしかありません

近道を探すより、教わったことを続ける
ここはもう、愚直にやっていくしかないと思っています。
イケハヤさんの「明鏡」をしっかり読んで、実践していく。それしかない。
そして、良い変化を与えること。もうそれをやっていくしかないんだな、と思っています。
近道を探すより、教わったことを続ける方が早い。そういう結論に落ち着きました。
「自分では見られない視点」を借りています
いまはイケハヤさんの「軍配」を活用しています。イケハヤさんのマーケティングのマニュアルを、AIに読み込ませて参謀にするスキルです。
新しいものを作ったときに「これ、どうだろう」と相談します。
すると、本当に僕には思いつかないことを言ってくれます。自分では見られない視点ができる。
これは僕にとって、すごくいいものを買ったなと思っています。
以前、この軍配に自分の院を診断させた話も書きました。痛いところを、静かに突かれます。
苦手なところは、借りていい。そう思えるようになったのは、この道具のおかげです。
5. 今日から始める3ステップ
一人でやっている治療院の方に、そのまま転用できる形にしておきます。
STEP1|「作れないから諦めたこと」を書き出す
新しいアイデアを出す必要はありません。
去年、費用や時間の都合で諦めたことを書き出してください。予約の仕組み、資料、動画、案内文、何でもかまいません。
前提が変わっているので、諦めた理由がもう成立していない可能性があります。
STEP2|作る前に「誰に届けるか」を1行で書く
これは僕の反省です。
作るスピードが上がると、届け方が置いていかれます。
作る前に、届ける相手と届ける場所を1行で書いておいてください。書けないものは、作っても置き場所がありません。
STEP3|苦手な部分は、外の視点を1つ入れる
全部を自分で判断しなくていいと思います。
僕の場合はそこを、マーケティングのスキルに任せています。
人でも、道具でも、自分では見られない視点を1つ入れる。それだけで、抜けている穴が見えるようになります。
まとめ|つくる速さ × 届け方 × 続ける愚直さ
今日の話をまとめます。
- 作るスピードは、完全に変わりました。本も教材も、以前なら考えられない速さで形になっています
- これは効率化ではなく、コストが下がって「何を作るか」の前提が変わったということです
- できることが増えても、やりたいことが増えるわけではありません。作るものを決めるのは自分の中身です
- それでも売上が立つわけではありません。残るのは届け方=分母を広げることです
- 苦手なところは、愚直に続けるか、外の視点を借りるかのどちらかです
つくる速さが上がるほど、届け方の弱さは、そのまま見えるようになる。
今年に入って最初の本を出したのは、今年の初めでした。そこから半年ちょっとで、自分でも異常だなと思う量になりました。
社会が、世界が変わってきています。
皆様、置いていかれないように、一緒に頑張っていきましょう。
本日も、残りの1日を素敵な時間にお過ごしください。
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矢上真吾について
鍼灸師歴24年/合同会社e-life代表/和からだみなおし処 院長/著書3冊。
千葉県館山市で一人治療院を営みながら、一人治療家のAI自立化サポートをしています。元・非エンジニアです。
- 公式サイト:https://www.e-life.work/
- Podcast(Spotify):https://open.spotify.com/episode/0iWcU1f0R8KSTonp6lNWqM
- X:https://x.com/elife_yagami

