コンテンツを歌にしています|一度あきらめたSUNOが、記憶に効きはじめた話

はじめに|最近はまっていることが、たぶん革命的です

こんにちは、矢上真吾です。

合同会社e-lifeの代表をしております。ひとり治療院AI自立化サポートをやっている鍼灸師です。

今日は、僕が最近はまっていることのお話をします。ただの趣味の話で終わるつもりだったのですが、続けているうちに「これはもしかしたら、けっこう大きい話かもしれない」と思うようになってきました。

それは、コンテンツを歌にしてしまう、という話です。

音楽生成AIのSUNOを使って、毎朝話しているポッドキャストの内容を、その日のうちに曲にしています。

※ この記事は、ポッドキャストで話した内容を記事にしたものです(Spotifyで聴く)。

1. いま、僕のポッドキャストには出口がいくつもあります

ポッドキャスト1本から、文字・動画・音楽へ広がる展開図

もともとは、文字の出口だけでした

僕は毎朝、ポッドキャストを録っています。最近は20分くらい話しています。

その音声をもとに、AIに編集してもらって、いろいろな形に変えて出しています。Note、X、Threads、Instagram、Googleビジネスプロフィール。話した内容は同じでも、媒体ごとに形を変えて出す、というやり方です。

ここまでは、全部「文字」の出口でした。

最近、そこに2つ足しました

ここ最近、この流れに新しく2つ加えています。

1つめがショート動画です。僕には「ちび院長」というキャラクターがいます。そのちび院長を使って、ElevenLabsという音声AIで声を作って、ショート動画にしています。

ここが自分でもけっこう驚いているところなのですが、僕はこのショート動画のために、一切収録をしていません。顔も出していないし、マイクの前に座り直してもいません。朝のポッドキャストがそのまま素材になって、あとは全部そこから作られていきます。

2つめが、今日の本題であるSUNOミュージックです。

流れはこうなっています。その日話した内容をもとに歌詞を作る。曲調のプロンプトも作ってもらう。それをSUNOに投げる。SUNOで出てきた音楽を、またClaude Codeに投げてミュージックビデオにする。それをYouTubeに流す。

音声が1本あると、文字にも、動画にも、音楽にもなる。いまはそういう構成で回しています。

2. 実はSUNOは、一度あきらめた道具でした

目的を印税から自分の記録に変えたら道具が生き返った、という対比図

最初の目的は、印税でした

正直に書きます。僕が最初にSUNOを触ったときの目的は、お金でした。

音楽配信のサービスに曲を出せば、ポッドキャストのBGMなどで使われて、配信料が入ってくるんじゃないか。印税というのでしょうか。そういうものを狙えるんじゃないかと思って始めました。

そもそもSUNOを知ったのは、イケハヤさんがやっているのを見たのがきっかけです。それを見て、自分もやってみようと思いました。

ただ、AIがどんどん発達して、AI音楽そのものがものすごく増えました。その中で埋もれずに配信料を取りにいくのは、なかなか無理ゲーだなと思いました。

それで、一旦やめました。

院の歌もつくってみましたが、続きませんでした

やめる前に、いろいろ試してはいたんです。

院の歌。和からだみなおし処の歌。院のメッセージを歌にしたもの。僕には施術理念があるので、それを歌にしてみたり。ビジョンを歌にしてみたり。治療の考え方を歌にしてみたり。睡眠時間は大事だよ、という話を歌にしてみたり。

やってみて分かったのですが、これがなかなか難しい。理念やビジョンは、そもそも歌にするには言葉が抽象的すぎるんです。曲としてはできるけれど、自分の中で「これだ」という手応えが出てこない。

それで、だんだん作らなくなって、やめていきました。

戻ってきたきっかけは、完全に自己満足でした

そこから戻ってきたきっかけは、まったく立派なものではありません。

完全に自己満足で言い始めたことです。

「自分の今日の記録を歌にしてみたら、どうなるかな」と思っただけでした。稼ごうとも、広げようとも思っていません。ただ、自分が今日話したことが曲になったら面白いだろうな、という、それだけです。

やってみたら、自分としてはめちゃくちゃ面白かったです。だって、自分がしゃべった内容が、そのまま歌になっているわけですから。それは面白いに決まっています。

3. 毎日続けたら、内容を覚えるようになりました

気づいたら、自分の話が頭に残っていました

その自己満足を、毎日続けていきました。

そうしたら、結果的に何が起きたか。

めちゃくちゃ記憶の定着に繋がりました。

これは自分でもまったく想定していなかったことです。狙っていたわけではありません。自分が話したことなんて自分がいちばん分かっているはずなのに、歌になったものを何度も聴いていると、話した中身が明らかに前より頭に残るようになりました。

文章は書いたら書きっぱなしになりますが、曲は繰り返し流れますし、なんとなく口ずさんでしまう。そこの差なんだろうと思います。

昔から、覚えたい人は歌にしていました

それで最近、思い出したことがあります。

昔、いろいろなものを暗記するときに、歌にして覚えた人っていますよね。化学式とか。年号とか。学校でそういう覚え方をした人は、けっこういるはずです。

歌はリズムに乗ります。そして、聴くだけでなく自分でも口ずさむ。だから記憶に残りやすいんだろうと思います。ここは僕が研究したわけではないので断言はしませんが、実感としてはかなり強くあります。

この現象を、自分のコンテンツに当てはめたらどうなるか。

これって、けっこういけるんじゃないか。そう思いはじめました。

4. 教育コンテンツ、全部歌にしたらいいんじゃないか説

歌にすると相性が良さそうな教育コンテンツの候補(法律系・国家資格系・経絡経穴概論)

そこから出てきたのが、今日いちばん言いたいことです。

教育コンテンツを、全部歌にしたらいいんじゃないか。

いま僕の中で候補に挙がっているものを、そのまま書きます。

ルール系・法律系

まずパッと思い浮かんだのが、ルール系。つまり法律系です。

覚えなければいけないけれど、読んでいてもなかなか頭に入ってこない。条文の順番も含めて覚えたい。そういうものは歌と相性が良さそうだと思っています。

ただし、これは慎重にやらなければいけません。間違ったことを歌にしてしまうと、非常に大変です。歌は覚えやすいぶん、間違いも一緒に覚えてしまいます。ここは間違わないように作り込む必要があります。

国家資格系

もうひとつが国家資格系です。

資格試験の勉強は、範囲が広くて、暗記量が多くて、しかも独学だと孤独です。移動中や作業中に流しておける形になっていたら、それだけで学習の入り口が増えます。

僕は、経絡経穴概論から始めます

僕以外にも、これをやる人は出てくるかもしれません。それはそれで良いことだと思っています。

僕は僕で、まず経穴のあたり、経絡経穴概論のあたりから始めていこうと思っています。

鍼灸の学生さんが最初に苦労するところですし、資格を取ったあとも忘れていくところです。同業の方にとっては、復習の材料になると思っています。

自分が24年やってきた仕事の土台を、もう一度自分で歌にして流し直す。これは自分自身の学び直しにもなります。

5. お金にする方法は、まだ決めていません

正直に書きますが、これをどうやってマネタイズするかは、まだ考えていません。

ただ、プレゼントにはなります。

無料でYouTubeに出しておけば、それは受け取ってもらえるものになります。役に立つものを渡し続けて、結果的に信頼してもらえるようになれば、自分の商品につながっていくのかなと思っています。

広告というか、認知拡大というか。そういう入り口としては、かなり使えるんじゃないかと今のところ考えています。

実際どうなるかは、やってみないと分かりません。はまったら、またここで報告します。

6. 今日から試すなら、この3ステップです

音声を歌にするまでの3ステップ

Step 1|まず、自分の話を音声で残す

すべての起点は音声です。10分でも15分でも、自分の考えを一本しゃべって残す。ここがないと、あとの展開は全部始まりません。

Step 2|その内容から、歌詞と曲調のプロンプトを作る

音声をもとに、AIに歌詞を書いてもらいます。曲調の指示(プロンプト)も一緒に作ってもらいます。ここは自分でゼロから作る必要はありません。

Step 3|自己満足でいいので、毎日続けてみる

いちばん大事なのがここです。最初から成果を狙わないでください。

僕の場合、稼ごうとしていたときは続きませんでした。自己満足で始めたら続きました。そして続いたから、想定していなかった効能が出てきました。

まとめ|目的を変えたら、あきらめた道具が生き返りました

  1. 毎朝のポッドキャストを、その日のうちに歌にしている。文字・ショート動画に続く3つめの出口
  2. SUNOは印税狙いで始めて、一度あきらめた道具だった。理念や院の歌は続かなかった
  3. 戻ってきたきっかけは完全に自己満足。自分の今日の記録を歌にしてみたかっただけ
  4. 毎日続けたら、自分が話した内容の記憶が残るようになった。これは狙っていなかった
  5. ここから「教育コンテンツを全部歌にしたらいいんじゃないか説」が出てきた。法律系・国家資格系が候補
  6. ただし間違ったことを歌にすると、間違いごと覚えてしまう。作り込みは慎重に
  7. 僕は経絡経穴概論から始める。同業の方の復習の材料になればと思っている
稼ぐために始めたときは続かなくて、自己満足で始めたら続いた。
道具を捨てる前に、目的のほうを取り替えてみる価値はあります。

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矢上真吾について

鍼灸師歴24年/合同会社e-life代表/和からだみなおし処 院長/著書4冊。千葉県館山市で鍼灸マッサージ院を営みながら、ひとり治療家のAI自立化サポートをしています。

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