非エンジニアの鍼灸師が、7つのアプリを同時並行で作る ── 「7人馬力」という新しい働き方

ひとりで治療院を回していると、できることの量に限界を感じませんか。
施術、予約管理、発信、経理、勉強。全部を一人で抱えていると、新しいことに手を出す余力がなくなっていきます。僕も、ずっとそうでした。
ところがいま、手元で動いているプロジェクトを数えてみたら、7つありました。完全な非エンジニアの、鍼灸師がです。今日はその「7人馬力」の中身を、そのままお見せします。
1. いま同時に動いている7つのプロジェクト

ひとつ片付けてから次へ、ではありません。7つが、同時に少しずつ前に進んでいきます。
① 目標達成アプリ「北辰」
いまUIをできるだけ自分仕様に仕上げているところです。Google Playのテスト配信まで進みました。開発者登録に25ドルを払って、現在テスト配信中です。
② 論文アプリ
いちばん手応えを感じているのがこれです。読みやすく、自分自身の勉強になる。ちゃんとハリーちゃんも出てきてくれます。
③ 治療家向けニュースメディア
自分の分野のニュースを、スマホで効率よく追えるようにする取り組みです。
④ 院の初診資料
だいぶ完成に近づきました。QRコードを簡単に載せられるので、SNSでの紹介もしやすくなっています。
⑤ メルマガ2号目/⑥ ニュースサイト/⑦ ゲーム
これらも並行して動いています。ゲームはすでに公開済みの「ハリーコロコロ」に続く動きです。
2. なぜ「7人馬力」が成立するのか

一人では絶対にできない量が、なぜ回るのか。
① 手を動かすのはAI、判断するのは人間
僕が指示を出すと、AIが複数方向で同時に手を動かしてくれます。人間は、判断と方向づけに集中できます。
② 自分の手が止まっても、前に進む
今日はワールドカップで日本が負けて、正直とても悔しい一日でした。でも、僕が悔しがっている間も、AIはちゃんと働いてくれます。指示だけ出しておけば、あとは僕は悔しがっていられる。自分の手が止まっている時間にも、プロジェクトが前に進むのです。
③ 上限は道具ではなく、使う側にある
開発のスピードは日に日に上がっていて、自分が追いつけないほどです。AIの限界は、自分という人間の限界だと感じます。道具の性能ではなく、どこまで指示を出せるか。そこが上限になります。
3. VercelからCloudflareへ ── 非エンジニアでも「選べる」時代
少し技術的な話をします。これまでアプリの裏側はVercelを使っていましたが、今回Cloudflareに変えて試しています。
しゅうへいさんが先に進めていたのを参考にしました。無料の枠が大きく、容量を気にせず使えるのが良さそうです。こうした「どちらの裏側を使うか」という判断も、AIに相談しながら決めています。非エンジニアでも、選択肢を理解して選べる時代になりました。
4. ただし、判断は手放さない
全部おまかせ、ではありません。時々、自分の判断が必要なところがあります。「これはどうすればいいか」「これでいいか」と、要所で立ち止まる。そこはちゃんと見ながら進めなければいけません。
AIに任せていいのは作業であって、方向づけと判断は自分の仕事として残しておく。ここを混同しないことが、長く続けるコツだと感じています。
5. 今日から始める3ステップ

Step 1. まずAIに課金する
無料枠で様子見、ではなく、まず課金する。これがいちばんの分かれ目です。
Step 2. とにかく触る
AIエージェントを開いて、何でもいいので触ってみる。
Step 3. ひとつ、成果物を出す
何かひとつ、最後まで形にしてみる。それだけで世界観が変わるのが分かります。
まとめ|才能ではなく、触り始めたかどうか
僕は鍼灸師で、完全な非エンジニアです。そんな人間が、7つのアプリを同時に動かせている。これは才能の話ではありません。道具に課金して、触り始めたかどうかの話です。
AIの限界は、自分という人間の限界。だからこそ、まず課金して、触り始める。すべてはそこから始まります。
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矢上真吾について
鍼灸師歴24年/合同会社e-life代表/和からだみなおし処 院長/著書2冊。一人治療家のAI自立化サポートを本気でやっています。

