治療家のYouTubeの続け方|バズを狙わず9年続けている、たった2つの目的

治療家のYouTubeが続かない理由は、バズと再生数を追ってしまうから。9年運営している現役治療家が語る、続けるための「2つの目的」と、患者教育・宿題復習という具体的な活用法。一人治療院の自立化のヒントに。
はじめに|あなたのYouTube、続いていますか?

こんにちは、矢上真吾です。
合同会社e-life代表として、一人治療院の自立化サポートをやっています。
今日のテーマは「治療家のYouTubeの続け方」というお話です。
「YouTube始めました。何本か出しました。思ったような成果が反応が出ない。それでやめてしまう」
そんな方が、私の周りにも過去いらっしゃいました。
「続ける必要なんてあるのかな?」と思った方に対して、私の答えは「ある」です。
1. 私のYouTube運営の現状
私はYouTubeを始めたのが2018年で、9年目になっています。
メインのチャンネル登録者数は1万人、もう1つ読書チャンネルが1200人ほど、というチャンネルを運営させていただいています。
最初は長尺動画でやっていたのですが、最近はショート動画をメインに作らせていただいていて、右肩節ありながらも一応継続ができている、という状況です。
最近は長尺動画の方も、エクササイズ動画の方も、AIの普及により、また復活することができてきているので、これも治療家の方のYouTubeにも反映していこうかな、と思っているところです。
ただ、本題に入る前に正直にお伝えすると、私の治療家向けのチャンネルというのは、チャンネル登録者数も300何人とかしかいないんですよね。
本当に成果を上げているかと言われたらそんなことはない。
それでも続けられている。
その理由をお話しします。
2. 治療家がYouTubeを行う2つの目的

YouTubeを何のために治療家が行うのか、と言うと、大きく分けると2つなのかなと思っています。
① 宣伝広告
1つはやっぱり宣伝広告ですね。
本当に広告費無料で、周知活動ができるということで、めちゃめちゃ有能なものですよね。
SNSもそうですけど、動画というのはすごく強いので、すごく使いやすいというふうに思います。
ただ、こちらの方だけでやると、私の例で言うとそんなに続かないのかなというふうに思っています。
再生数・登録者数を追いかける運営になってしまい、伸びないと続かない、というパターンに陥りやすい。
② 患者教育・宿題の復習
じゃあもう1つ、実はあるんですよね。
それは何かと言うと、私は患者教育、もしくは患者様の宿題の復習のため、という目的で使わせていただいています。
これは何かと言うと、対象者が自分の院の患者さんになる、ということになります。
そうすると何が起きるかと言うと、
- 再生数がそんな回らなくていい
- バズは狙わなくていい
- 広告収入はもらわなくていい
ということになります。
何のためかと言うと、患者さんのため、患者さんの顧客満足というか、より院のことを知ってもらうとか、より身体がどうしたら良くなるのか、悪くなるのかというのが分かってもらう。
そのために動画というのはすごく有効なので、それで使うというのはいいんじゃないかなというふうに思っています。
3. 私の具体的な活用法

私の場合、具体的には3つの使い方をしています。
① ホームページの補足として動画を使う
ホームページ、私はすごく力を入れています。
こちらは見込み患者さんも、既存患者さんのためにも作っています。
文章だけで分かる人と、動画があった方が分かる人というのは違うと思っているので、両方作っています。
ホームページに使う内容を動画にしている、ということをやっています。
もちろん、どれだけの人数が見えているかと言ったら、本当に少ないですね。
少ないんですけれども、やはりそちらでも見る人はいるのかなというふうに思っているので、使わせていただいて作っています。
② セルフケア宿題の動画化
私はこう家で行うセルフケアを宿題として出すんですけれども、それを動画でお渡しできると、これはすごく有効かなというふうに思っています。
やっぱり院の中だけでは、身体が良くなっていくスピードはどうしても遅くなるし、もしかしたらうまくいかないこともあるかもしれない。
やはり院の外、自分の生活の中に、身体と向き合う時間を作っていただくのがポイントだと思うんですけど、その有効な手段として動画を使う、というのがいいんじゃないかなというふうに思っています。
こうすると、例えばLINEを使っているんだったら、LINEで直接やり取りして、「今日お伝えした内容を送ります」と言ったら見てもらえる。
そういう風にやれると、YouTubeというのはすごく意義のあるものなのかなと。
③ 患者さんの質問を抽象化して動画にする
院で仕事をしていると、絶対に起きることがありますよね。
それは患者さんからの質問です。
これはもしかしたら、その患者さんだけではない身体の悩みかもしれない。
それをうまく使って動画にしてあげると、もしかしたら未だここに来ることはできないかもしれないけど、同じような悩みに悩んでいる方の救いになるかもしれない。
これは社会的意義があるんじゃないかなというふうに思っています。
もちろん、その患者様の個人情報を出すなんてもってのほかなので、うまく抽象度を上げていって、悩みのところだけ抽象度を上げていくと、使えるものになります。
4. バズを狙わなくていい、という覚悟

バズを狙う必要は全くないんですよね。
僕らの界隈だと、バズっている動画って、ボキボキとか、すっごい太い針みたいな、顔に何十本も針が刺さっているみたいな、そういうインパクトがある動画が多いと思うんですよね。
なんですけど、そんなことは必要ないんですよね。
施術ってビフォーアフターなんてどうでもいいわけですよ。
大事なのは、一定期間を経て、身体が右肩上がりにすればいいので、そういう意味で言うと、そんな一瞬で良くなったというのは戻るんで、もうみんなが分かっていることです。
そうではなくて、しっかりと痛みの起こしにくい身体を作るために必要なことをやっていく。
その上で動画というのは有効なもの、というスタンスです。
そういう風にすると、YouTubeを続ける意義というのは出てくるのかなと。
5. 今日から始める3ステップ

最後に、明日から動き出すための具体ステップです。
Step 1:自院の患者さんを思い浮かべる
最近、患者さんから繰り返し聞かれた質問を3つ書き出してみてください。
「これって自分だけ?」と聞かれた質問は、必ず他の方も悩んでいます。
Step 2:1本だけ動画を撮ってみる
撮影機材は何でもOK。スマホで縦撮りでも問題なし。
長さは1〜3分で十分です。
Step 3:LINE・ホームページ・問診時に「動画あります」と紹介
YouTubeに上げたら、その動画リンクをLINE公式や問診時に渡せるようにしておく。
これだけで、患者さんとの関わりがガラッと変わります。
まとめ|院の強化 × 同じ悩みへの救済
治療家のYouTubeは、再生数で測るものではない。
自院の患者さんとの関わりを深め、同じ悩みの誰かに届く。
その2つの目的があれば、ずっと続けられる。
ぜひ参考になれば幸いです。
今回はAIとか云々ではなくて、そもそものYouTubeを続けるためのお話をさせていただきました。
ぜひ、一人治療家であったら絶対こういった動画とか、テキストとか、いろんな媒体必要だと思いますので、そういうのを有効活用していって、自分の院の強化につなげていっていただければなと思っています。
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矢上真吾について
鍼灸師歴24年/合同会社e-life代表/和からだみなおし処 院長/著書2冊
一人治療家のAI自立化サポートを本気でやっています。
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