Lステップを自作してみる|Claude Codeでつくるお客さんごとの自動接客

はじめに|Lステップみたいなものを、自作してみます

こんにちは、矢上真吾です。ひとり治療院自立化サポートをやっています。

本日のテーマは、Lステップを自作してみるです。

これからやっていこうと思っていることなんですけれども、Lステップみたいなものを、Claude Codeで自作してみようと思っています。

先に正直に言っておくと、僕はLステップを一度も使ったことがありません。運用したこともありません。なので、この記事は「使い込んだ人の比較」ではなく、使ったことのない人間が、自分で作ってみたらどうなるかを試していく記録です。

※Lステップの料金・機能は2026年10月23日時点で公式サイトを見て調べた内容です。

1. Lステップとは何か

Lステップは、LINE公式アカウントに、自動で動く仕組みを足すための有料ツールです。LINE公式アカウントにつないで使います。

LINE公式アカウントだけでも、できることはあります。

  • メッセージを全員に一斉に送る
  • 友だち追加してくれた人に挨拶を返す
  • 決まった言葉が届いたら、決まった返事をする

ただ、「この人は誰で、何に興味があって、今何回目なのか」に合わせて送り分けるのは苦手なんです。

ちび院長のスマートフォンから、吹き出しが3方向に分かれて飛んでいく。一人ひとりに違うメッセージが届くイメージ

そこにLステップを足すと、できることが増えます。調べてみると、だいたい次のようなことができるそうです。

Lステップでできること6つ。ステップ配信(登録日から順番に自動で)、タグ付け(腰痛・初回来院済み・回数券購入)、アンケート・診断(答えで案内を変える)、予約とリマインド(前日に自動でお知らせ)、リッチメニュー出し分け、分析。画面のボタン操作だけで設定できるのが売り

① ステップ配信

登録してもらった日から、1日目にこのメッセージ、3日目にこのメッセージという感じで、順番に自動で送ることができます。

② タグ付け

たとえば「腰痛」「初回来院済み」「回数券購入」のように、人ごとに印をつけて、その人たちだけに送ることができます。

③ アンケート・診断

答えに合わせて、その後の案内を変えることができます。

④ 予約とリマインド

カレンダーで予約を受けて、前日に自動でお知らせする。

⑤ リッチメニューの出し分け

初めての人と、通っている人とで、トーク画面の下に出るメニューを変える。

⑥ 分析

そして分析です。こういったことが、画面の上のボタン操作だけで設定できる。それが売りなんだそうです。

2. 料金と、構築代行という仕事

Lステップの料金は4段階(月額・税込)。フリー0円(月200通)、スタート5,000円(月5,000通)、スタンダード21,780円(月30,000通)、プロ32,780円(月50,000通)。LINE公式アカウントの料金は別にかかる

費用は、月0円・5,000円・21,780円・32,780円の4段階です(税込)。いちばん下の0円のプランは、送れる数が月200通までです。

そして、LINE公式アカウントの料金は、これとは別にかかります。

さらに、機能が多いぶん、設定が難しいみたいなんですよね。なので、Lステップの「構築代行」という仕事が成り立っています。設定を代わりにやってもらうお仕事です。

3年続けると、いくらになるのか

気になったので、ひとり治療院・友だち数百人くらいの規模で、ざっくり計算してもらいました。

  • Lステップを自分で設定(スタートプラン+LINE公式ライトプラン):3年でおよそ40万円
  • 構築を業者さんに依頼:個人の方でも構築10万〜30万円くらいが相場。スタンダードプランと毎月の運用のお願いまで乗せると、3年で200万円を超える計算
  • 自作:LINE公式アカウントの料金だけ。動かす場所はCloudflareの無料の枠、AIは今使っているものをそのまま

ひとことで言えば、Lステップは「LINEで、お客さん一人ひとりに合わせた自動の接客をするための道具」です。

これを、Claude Codeでできるんじゃないかなと思って、やってみることにしました。

3. うちの院で、すでに動いているもの

夜の受付カウンターで、ちび院長がスマートフォンを掲げ、ベルのアイコンが光っている。前日のリマインドのイメージ

実は、全部が一から、というわけではありません。うちの院では、予約とリマインドはすでにやっています。

LINEの会話の中で予約を受けて、Webの予約とも同じ枠を見ていて、前日の夜に「明日はご予約の日です」とLINEでお知らせが届く。これはClaude Codeで作って、もう院で動いています。Lステップの機能でいうと、「予約とリマインド」の部分です。

作ったときの話は、こちらに書きました。→ 予約システムを、3時間・維持費0円で自分で作った話

4. これからやるのは、ステップ配信と診断

自立化サポートのLINEでやること。友だち追加、5問の診断、レベル判定、レベル別の7日間(毎晩20時に1通)。答えによって、届くステップ配信を変える

これからやろうとしているのが、ステップ配信です。

ステップ配信は、院の患者さん向けではなく、この自立化サポートのほうで、LINE登録していただいた方に出していきます。

そこにアンケート、診断を組み合わせます。最初に登録していただいた方に、5問のアンケートに答えていただく。その答えによって、その後のステップ配信の種類を変える。

具体的には、5問で「院長のAI活用レベル」を診断して、レベルに合わせた3つのコースのどれかに分かれ、7日間、毎晩20時に1通ずつ届く形です。

これを昨日、パイロット版として作りました。LINE公式アカウントも昨日開設してつなぎ、診断からレベルの判定まで動くところは確かめてあります。ステップ配信の1通目が届くのは、今夜です。

ここからは、実際に動かしてみて、修正をかけていく段階です。

5. 作ることは、たぶん誰でもできる。難しいのは運用

Lステップと自作、いちばんの違い。Lステップは誰でも触れる管理画面・サポートの窓口・月0円〜32,780円。自作(Claude Code)は院に合わせて作り変えられる・直すのは自分(AIに頼む)・LINE公式の料金だけ。作るより、運用が難しい

どうでしょうかね。できそうですかね。

まだまだわからないんですけど、たぶん、できちゃうんじゃないかなと思っています。

ただ、ここで一番大事なのは、作れるかどうかではないと思っています。作ること自体は、たぶん誰でもできるんです。難しいのは、運用のほうなんじゃないかなと。

そこがしっかりできるのであれば、本当に誰でもできるわけです。僕ができるんだったら、本当に誰でもできますから。

そして、答えははっきりしています。これを使った結果、売上が上がってくれれば、僕の言っていることが正しかったということになる。Lステップを使ったことがない人間が言っているので、答え合わせは数字でやるしかないと思っています。

自作の弱いところも、先に書いておきます

Lステップには、誰でも触れる管理画面があります。受付のスタッフさんにログインを渡して、文面を変えてもらうこともできます。困ったときに聞けるサポートの窓口もあります。

自作のほうは、今のところ文面を変えるのも、Claude Codeに頼んで変えてもらう形です。壊れたら、自分で直すしかありません。管理画面とサポートの窓口があるかないか。ここが、Lステップと自作のいちばん大きな違いです。

6. 自作だから、用途に合わせられる

ちび院長がノートパソコンで吹き出しを並べ替え、ハリーちゃんが小さな芽にじょうろで水をやっている。育てていく運用のイメージ

自作でやる良さもあります。自分で作るぶん、カスタマイズがしやすくなります。本当に用途に合わせて、作り変えていけるんじゃないかなと思っています。

予約のほうは、もうまさにそうで、うちの院のベッドの数やメニューの時間に合わせて作ってあります。

こうやって自分で作れるようになっていくと、こういうSaaSと呼ばれるサービスのまわりは、いよいよ厳しくなってくるんじゃないかな、とも思っています。これも、あくまで僕の見立てです。

7. 売上が立ったら、商品にしたい

今のところ、院のほうは予約とリマインドまで。ステップ配信は、自立化サポートのほうだけでやろうと思っています。

それで、自立化サポートの売上がしっかり立ってくれれば、これを商品にできるんじゃないかなと思っています。「Lステップ、自分で作れちゃうよ」「Lステップ、自作できちゃうよ」ということを、商品にしたいと思っています。

ただ、まだこれからです。昨日パイロット版を作ったところなので、まずは動かしてみて、修正をかけていきます。うまくいったことも、うまくいかなかったことも、またお話ししていきます。

まとめ|Lステップを自作してみる

  1. Lステップは、LINE公式アカウントに「一人ひとりに合わせた自動の接客」を足す有料ツール(月0円〜32,780円・LINE公式の料金は別)
  2. できることはステップ配信・タグ付け・アンケート/診断・予約とリマインド・リッチメニュー出し分け・分析。機能が多く、構築代行が成り立つほど設定が難しい
  3. うちの院では予約とリマインドを自作して稼働中。自立化サポートのLINEで5問の診断→レベル別7日間のステップ配信を昨日作った
  4. 作るより運用が難しい。答え合わせは売上でやる
  5. 売上が立ったら「Lステップ、自作できちゃうよ」を商品にしたい
多分、作ることは誰でもできる。難しいのは運用のほう。そこがしっかりできるのであれば、本当に誰でもできるわけです。僕ができるんだったら、本当に誰でもできますから。

楽しみにしていてください。

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参考にした情報

  • Lステップ公式「Lステップ4つの料金プランとは?LINE公式アカウントとの合算料金も解説」(2026年9月24日更新)

矢上真吾について

鍼灸師歴24年。合同会社e-life代表。鍼灸マッサージ院 和からだみなおし処 院長。著書6冊。
ひとり治療院のAI自立化サポートをやっています。コンサルに頼らず、院長自身がAIを使って集客・仕組み・経営を回せるようになることを目指しています。

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